大学受験生へ,先輩から『激励のメール』が届きました!

■■■東京大学理学系研究科地球惑星科学専攻 CCSR 博士課程1年 浦川 昇吾(第50回卒)■■■

 自分にとっては大学受験もかなり昔のことで、ほとんど何も覚えておらず、年をとったなぁと思います。ただ、『2次試験で物理・化学のテストがよくわからず、頭の中が真っ白になって気が付けばかなりの時間が経過していた』という事があったのは鮮明に覚えています。受験というものの中で最も怖いのは、このように自分を見失ない時間切れを迎えてしまう事だと思います。先生方に既に何度も言われている事ではあると思いますが、平常心を保って試験に臨んでもらえればと思います。試験当日は過去のことも先のことも考えず、積み重ねてきた努力の延長線上に存在する自分を認め、『自分のやってきた事がどれだけ通用するか』、それだけを考えて挑戦者の気持ちで、落ち着いて、挑んで下さい。

 あとは、寒くなってきていますから体調管理にだけは気をつけて。遠方より皆様の力が遺憾無く発揮される事をお祈り申し上げます。頑張って下さい。

 

 

■■■長崎大学医学部保健学科理学療法学専攻(京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻へ進学予定) 中村 雅俊(第53回卒)■■■

 センター試験は夢を叶えるための第一歩になると思います。気負わずいつも通りに受ければ、いい結果は自ずとついて来ると思います!みんなにいい結果が出るように祈っております。頑張って!

 

 

■■■九州大学法科大学院2年 浦川 雄基(第52回卒)■■■

 高校3年生の皆さん、いよいよセンター試験ですね。 本番は緊張して普段の実力が出せないことがあるというのが一番の難点です。予備校の先生が鉢巻して「一緒に合格するぞーー!!」なんて叫んでる姿をニュース等で見てキモいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最終的には精神的な面がものをいうものだったりします。私自身、なかなかメンタル面が弱いので、周りの空気にのまれるといったことがないよう、試験前は以下のように自分に言い聞かせていました。「周りの人間はライバルではなく、将来共に大学で学ぶかもしれない仲間」「最大の味方は自分自身。今までの努力が自分を支えてくれる。」会場には敵なんかいません。唯一いるとしたら試験問題ぐらいですよ。でも、試験問題は難しければ平均が下がり、簡単だったら平均が上がる、ただそれだけのことです。ですから、気にせずリラックスして問題を解いて下さい。マークミスとケアレスミスだけは絶対にしない程度の緊張感、自分の中ではこれがベストです。あとはセンター試験の場合は時間との勝負ですね。これは模擬試験を何度も受けた皆さんは当然分かっていることだと思いますが、大切ですので敢えて言わせていただきます。確実に点数を重ねるために考えることは大事です。けれども、解ける問題が残っているかもしれないのに、1つの問題に執着するあまり、多くの点数を失うのはもったいないです。アホっぽく“3”とマークする勇気、こういうのも大事というわけです。ちなみにこれは分からなかったら3をつけろという意味ではありませんが、全く検討が付かない場合にはどの数字にマークするかを決めておくのも時間短縮のための1つの手です。

 最後に、今までそれぞれが自分なりの努力をしてきたのですから、頑張ってる皆さんにこれ以上頑張れとは言いません。普段の実力を十二分に発揮してきて下さい。

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