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セントジョーンズベリーアカデミー（アメリカバーモント州）から生徒６名（男子３名・女子３名）とビルジョンソン，スーザンジョンソン先生の計８名が本校を訪問しています。
一行は，１４日（月）夕刻に長崎入りし，高校一年から高校三年の本校生宅でホームステイしています。
１５日（火）の１校時，全校集会で歓迎行事を行いました。松本勝男校長の歓迎挨拶のあと，マシュー君が上手な日本語で挨拶をしてくれました。また引率のビル先生からも受け入れのお礼とこれからの両校の友好関係がますます深まることを希望するとのお話をいただきました。
２校時は，被爆者の吉田勝二さんをお招きし，原子爆弾によってもたらされた惨状と，その苦しみに耐えて生き抜いてこられた様子を語っていただきました。セントジョーンズベリーアカデミー生たちは，吉田さんの語る当時の様子に，固唾を呑んで聞き入っていました。お話の最後に吉田さんのおっしゃった「戦争を憎んで，人を憎まず」という考えに大いに賛同し，感動したビル先生からは「生きる勇気をいただきました」という言葉が発せられました。吉田さんの貴重な体験談は，彼らの心に訴えかけるものになったようです。
英語の授業に参加した後，市内観光に出かけました。グラバー園，大浦天主堂，原爆資料館，平和公園などを訪れ南山生とも仲良くなり，また新たな友好の橋が架かりました。
一行は，明日クルージングとショッピングを楽しみ，明後日早朝長崎を発ちます。